*研修会報告*”ジレンマ”を扱う研修に参加しました!

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平成31年4月20日(土)に行われた平成31年度香川県医療ソーシャルワーカー協会研修会について、(簡単に)ご報告させていただきます。

「ソーシャルワーク実践における倫理観と倫理的ジレンマ~多職種連携の促進の手がかりとして~」と題して、四国学院大学 社会福祉学部 社会福祉学科 助教 北川裕美子先生からご教授いただきました。

研修会前半は,北川先生が研究されたMSW他医師や看護師など、それぞれの倫理観と倫理的ジレンマに関する分析データを基に、そこからソーシャルワークの実践において何が必要なのかを学び、研修会後半は、参加者が抱える「ジレンマ」とその解決方法などについて分析するグループワークを行いました。

参加したメンバーの経験年数は、数年の方もいれば10年以上、20年以上の方もおられ、学生さんもいらっしゃいましたが、それぞれが抱える「倫理的ジレンマ」とその解決方法について、活発に意見交換が行われました。

そして最後に、北川先生から、医師と看護師それぞれから伺った「MSWへの思い」についてご紹介していただき、参加者一同、その言葉に励まされ、皆が晴れやかな表情となって研修会を閉じることができました。

ここで、参加した方々の感想を紹介したいと思います☆

 

MSW3年目(女性)

MSWとして就職して間もない頃に同じ研修会に参加しましたが、そのときは先輩方の話している内容が理解できず、申し訳ない気持ちもあり、自分の意見が言えませんでした。3年目となった今、先輩方がお話される内容に共感することができるようになり、自らの成長を感じることができました。また、MSWの働きはとても楽しいと思えました。

→分かるようになるとどんどん楽しくなってくる感覚、分かります。

 

MSW8年目(女性)

 ジレンマを感じながら調整を行う経験だけが積まれてきたように思います。MSWがぶれない芯となって院内の多職種連携を促進するためには、援助技術や言語化について学んでいく必要があると思わされました。

 

→8年目の、重みのある言葉でした。

 

学生(男性)

 この様な研修会に参加するのは初めてでしたが、この研修会に参加する前と後での、実習に対する意識が変わりました。実習の前に色々な視点について聞くことができたことで、実習において積極的に行動していこうと思うようになりました。また、今日学んだことは、就職してからの力に変えていこうと思いました。

 

→香川県MSW協会のエッセンスが加わった、誇らしきMSWのたまごです。

 

いかがでしょうか。

当協会会員以外の方々も参加できる研修会は今後もありますので、是非、当協会の研修会にお越しください。そして、当協会会員の一員となって、一緒に切磋琢磨し、楽しく、たくましく、MSWとして活躍していきませんか?!

入会はいつでも受け付けますので、ご連絡をお待ちしております☆

 

それではまた、研修会等でお会いしましょう!